■川柳に込められたのは、生活者の「願い」
消費税ネット宮城事務局長 野崎和夫さん:
「これは『七夕の願いごと』なんです」
消費税率がこれ以上引き上げられたら、暮らしや商いが厳しくなるという生活者や事業者の願いを乗せて、七夕に願いを託しているというのです。

消費税ネット宮城事務局長 野崎和夫さん:
「政治的な発信というのではなく、暮らしのなかで感じる不安の解消を願っているんです」
じつはこの「消費税川柳」は割と長い歴史があり、2004年に掲示をスタート。
コロナ禍で中止になった2020年、規模が縮小された2021年は掲示ができませんでしたが、今回は3年ぶりに実施できたと喜びます。
ただ、「消費税川柳」を願いごとと受け止めない人もいて、「伝統の祭りの会場にはそぐわない」「無粋じゃないか」という声も上がっています。

消費税ネット宮城事務局長 野崎和夫さん:
「私たちのところにもそのような声が届いているのは事実です」
仙台七夕まつりはきょう8月8日が最終日。「消費税川柳」に込められた願い、果たして天に届くのでしょうか?