デジタル技術の普及により、アニメーションの制作は、場所を問わずできるようになりました。

『柏崎アニメスタジオ』を設立したスタジオガッツの代表・荒尾哲也さん(55歳)は、柏崎市に拠点を持つことで「ここには東京では発生しない仕事ってのは発生するんですよ。そういう意味では、一つ一つの仕事で自由度がとても大きい」と話しています。

そして長澤達也さんも、拠点を置く柏崎と「ともに成長したい」と考えています。
【スタジオガッツ 代表 荒尾哲也さん】
「この街の中で楽しみつつ、だけどメジャーの番組も忘れない。っていうメジャーとローカルの融合っていうんでしょうかね、メジャーとローカルの両方を楽しむ」【アニメーター 長澤達也さん】
「工業のまち・柏崎をPRするアニメ『飛び出せ柏崎II』のシナリオは、この辺を全部アニメショップにして日本中からオタクが押し寄せて、経済発展して復興するっていう夢物語なんですけど…。こういう柏崎もありだなっていう『柏崎の事を考えてほしい』というきっかけになるのがアニメーションっていう媒体だと思うから、これが“アニメのチカラ”なんじゃないかと思います」

地方発のアニメスタジオがまちを元気にする!
そんな長澤さんの夢が広がっています。