新潟県柏崎市のアニメスタジオで働くアニメーター・長澤達也さん(34歳)は、柏崎市にアニメスタジオができたのを機に、東京から“移住”しました。

「アニメが好きって言うと、テレビで放送されたアニメが好きみたいな感じになっちゃうんですけど、僕が好きなのは、自分で絵を動かすアニメ。自分でアニメを作ることが好き、っていう方向性でしたね」

ワンピースやプリキュアなどの人気アニメの原画を描く仕事のほか、地域を舞台にした『ご当地アニメ』も手掛けています。

工業のまち・柏崎をPRするアニメ『飛び出せ柏崎II』では、ものづくり企業10社の社風や製品が、ユニークなキャラクターとなって登場します。

「新潟の地元っていう小さなプロジェクトだけど、こんな面白いことをやってるところがあるんだよっていうのを、今ならYouTubeで、それこそ全国や世界レベルの発表の場で出せるっていうのが、いいとこなんじゃないかなって思います」

『柏崎アニメスタジオ』は、東京のアニメ制作会社「スタジオガッツ」が立ち上げました。アニメーターを志す若者を地方で育てようと、長澤さんが中心となって運営しています。