大阪の町工場も万博に出展へ
夢の技術が目白押しの万博に、大阪の町工場も出展します。大阪市港区の「ガレージミナト」は、周辺の町工場が集まって共同研究を行う拠点で、これまで様々な製品を生み出してきました。
(ガレージミナトを運営する成光精密 高満洋徳社長)「これはSAKUGOEっていう商品なんですけど」
野球の打撃練習に使う「SAKUGOE」という器具。野球関係者からの相談で開発したところ、地元の少年野球チームや強豪校が次々と導入して、大ヒットとなりました。
(高満洋徳社長)「今までの製品は、ボールをこの器具に置いて打つんですけれど、例えばボールの下を打つと器具が倒れちゃうので生産性が悪い。練習で一回一回戻さないとだめ。でもこれはボールを打ったら戻るので練習が続けられる。板金屋さんが土台を作りました。鎖とか溶接部分は溶接が得意な会社。ゴム加工するところはゴム加工屋さんにお願いして。連携によって価値を高めていく」