千島海溝巨大地震への備えは…
多賀城高校の生徒による後発地震注意情報のワークショップ。参加者は、情報が出たらどう行動すべきか考えました。
参加者:
「離れた所で地震が起きて津波が来るってなると、どのように私たちは備えていたら良いのかなっていうところで非常に心配」
多賀城高校の生徒:
「近くで起きる宮城県沖地震とかじゃなくても、実際に被害が来るっていうのはすごく怖いことだと思うし、それをもっと自分たちで広めていかなきゃと強く思いました」
千島海溝巨大地震は今後30年以内の発生確率が7から40%とされ、国は「切迫性が高い」と評価しています。宮城では揺れが小さくても大きな津波をもたらすという特徴を理解し、備えることが求められます。

千島海溝や日本海溝でマグニチュード7以上の地震が起きて注意情報が出された場合、その後1週間以内にマグニチュード9クラスの巨大地震が起きる確率は100回に1回程度とされています。ただ、それでも普段よりは大幅に高まるということを理解しておく必要があります。