元日に発生した能登半島地震では、新潟県内に4か所ある気象庁の観測地点では、柏崎市鯨波の37cmが最大でした。

津波体験施設で『これから津波が来る』とあらかじめ分かって身構えていたにもかかわらず、実際には20~30cmの波で転びそうになりました。
そのまま踏ん張っていたものの、最後には2mほど押し出されました。

BSN吉田理彩アナウンサー
「視覚で、あまり高くないのかなと思ったんですけど…。水の力恐るべしですね」

中央大学 有川太郎教授
「20~30cmくらいでも、だいたい50~60kgくらいの力がかかっている…」

続いて『津波注意報』のレベルである50~60cmくらいの津波を体験します。

およそ膝上くらいの高さですが
― あっという間に流されてしまいました。

体を支えるロープがなければ、おぼれてしまうほどの威力です。

有川教授によると、小さい子どもだと簡単に吹き飛ばされてしまうくらいの力だということです。

BSN吉田理彩アナウンサー
「全身に力を入れて踏ん張ってはいたのですが…。一気に足をとられてしまいました。ザーッと流されていく感じがあって、恐怖で手が震えているくらいなんです。20cmの差でこんなにも違うと感じました」