津波の恐れがある時には、『津波注意報』・『津波警報』・『大津波警報』が発表されます。

注意報では、予想される津波の高さが20cm以上1m以下。
海の中にいる人は、ただちに海から上がって海岸から離れてください。

これらは通常の水面からの高さなので、注意報の高さでは、津波が街中を襲ってくることはほとんどありませんが、ひざ下の高さの波でも相当な威力です。
念のための注意は必要です。
津波体験でも、足元がおぼつかなかった波の高さは20~30cmでした。

津波警報では、予想される高さは3m以下。
沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに避難が必要です。
高台や避難ビルなどの安全な場所へ向かってください。

津波への事前の備えで大事なのが、各市町村が出しているハザードマップです。
自宅近くの津波避難の場所を確認するほか、日常過ごす会社や学校などの近くにある津波避難ビルなども確認しておきましょう。
家族と共にその場所まで、実際に歩いて行きながら、確認することも大切です。

災害は、いつ起こるか分かりません。