今から約6年前、2018年3月31日で廃止されたJR三江線。
この6年間で施設の撤去が少しずつ進んでいます。

このうち、路線のほぼ中央に当たる邑智郡美郷町内では、コンクリート製の橋が取り払われ、築堤の一部が削り取られています。

広島県内には長い鉄橋がありましたが、こちらも数年かけて解体されました。

一方、いくつかの駅は保存されています。
路線の南寄りの邑智郡邑南町では、踏切の警報機や遮断機も含めて駅が丸ごと鉄道公園として残され、近隣住民らがボランティアで線路の雑草を刈り取り、江の川鐡道とともにトロッコ列車を走らせています。