こども家庭庁の設立から約2年、予算増も少子化加速 去年生まれた赤ちゃん70万人に満たず…合計特殊出生率は1.2→1.15【全都道府県の合計特殊出生率】

こども家庭庁が2023年に設立されてから約2年。こども家庭庁の予算額は昨年度から1兆円以上増加していますが、出生数は減り続けています。2024年の人口動態統計(概数)によると、日本人の出生数は68万6061人となり、前年の72万7288人から4万1227人減少しました。国立社会保障・人口問題研究所が2023年に公表した将来推計人口(中位推計)では、日本人の出生数が70万人を下回るのは2038年と予測されていましたが、今回の結果はこれを…