新たな台風発生へ シミュレーションで日本接近のコースも
フィリピンの西海上を西に進む「強い台風25号」は、中国大陸に上陸し勢力が衰えるため、日本への影響はありません。これとは別の次に発生する「台風」が、シミュレーションで日本に接近する可能性を予想しています。
6日(木)~16日(日)の《雨と風のシミュレーション》、《全国各都市の週間予報》を、を画像で掲載しています。
台風のまま近づかない?「海面水温」状況
「台風のたまご=熱帯低気圧」から発達する「台風」の予報円を見ると、10日(月)までは、台風が発達するのに十分な「海面水温27℃以上」の海域を進みます。
このあと、北寄りに進路を変えた場合、台湾から沖縄より北の海域では海面水温が
27℃を下回るため、徐々に衰えていくことが想定されます。

次のページのシミュレーションでも、12日(水)頃までは、台風とみられる「反時計回りの渦」が整った円形ですが、13日(木)以降になると、整った円形は崩れ、「前線」と思われる風の収束も見られます。日本列島に近づくこのころには、「台風」ではなくなって熱帯低気圧か温帯低気圧になっているかもしれません。
それでも台風由来の発達した雨雲と暖かく湿った空気で、日本の広い範囲になる予想で、大雨警戒は必要です。














