ロシアが東部などで攻撃を続ける一方、ゼレンスキー大統領はロシア軍を2月の侵攻開始前の状況に押し戻せば「勝利となる」との認識を示しました。

ロシア国防省は22日、ウクライナのドネツク州とルハンシク州にあるウクライナ軍の拠点13か所や弾薬庫4か所などをミサイルで攻撃したと発表しました。

またドネツク州知事は21日、日本政府の支援で2016年に改修された音楽学校が破壊されたことを明らかにしていて、依然としてロシア軍による東部などへの攻撃が続いています。

一方、ゼンレンスキー大統領は21日公開された地元テレビのインタビューにオレーナ夫人と登場、ロシア軍を2月の侵攻直前の状況にまで押し戻せば「勝利となる」との認識を示しました。

また、オレーナ夫人はロシアが侵攻を始めた日の状況やその時感じた恐怖などを語り、ゼレンスキー氏とは2か月半会うことが出来なかったことなどを明かしています。

こうしたなかポーランドのドゥダ大統領は22日、首都・キーウを訪問し議会で演説。「ウクライナだけが自国の将来を決定する権利がある」と述べました。

ゼレンスキー大統領も改めてポーランドとの関係強化を強調しています。