中東のエルサレムで銃の乱射事件があり、5人が死亡しました。
イスラエルの救急当局によりますと、8日、エルサレム北部の交差点で銃の乱射事件があり、これまでに5人が死亡しました。12人がけがをしていて、このうち7人が重体だということです。
地元警察は、容疑者は2人で、自動車で交差点に進入したあとバス停に向かって発砲を始めたとしています。
イスラエルメディアは当局者の話として、2人がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸出身の人物だと報じていて、いずれも現場で射殺されたということです。
ガザ地区でイスラエル軍と戦闘を続けるイスラム組織ハマスは「英雄的かつ異例の作戦を称賛する」との声明を出しました。「パレスチナ人に対して継続して行われているジェノサイド=大量虐殺に対する当然の報復だ」としています。

エルサレムで銃乱射 6人死亡 容疑者はパレスチナ人か バス停で発砲した後バスに乗り込み犯行を続けたとみられる テロ視野に捜査