来月6日に行われるイギリス・チャールズ国王の「戴冠式」で、行進の際に使われる馬車やルートが発表されました。
イギリス王室によりますと、チャールズ国王は戴冠式が行われるウエストミンスター寺院へ向かう道では、2012年に造られた馬車を使用しますが、この馬車は揺れが少なく、エアコンを備えているといいます。
一方、歴代の国王らが乗った伝統の馬車は、帰り道のみの使用となりました。理由は明らかにされていませんが、イギリスメディアは「国王が背中の痛みに苦しんでいるため、使用を制限した可能性がある」と伝えています。
また、行進のルートも明らかになりました。イギリスメディアによりますと、チャールズ国王がバッキンガム宮殿に戻るまでの距離はおよそ2.1キロで、エリザベス女王の際のおよそ8キロよりも大幅に短くなります。
小規模なものにしたいという国王の意向が反映された形です。

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