日本とアメリカ、オーストラリア、インドの4か国の枠組み=「クアッド」の外相会合が開かれ、海洋進出を強める中国を念頭に「一方的な行動に強く反対する」との共同声明を発表しました。
クアッド外相会合は3日、インドのニューデリーで行われ、▼ロシアによるウクライナ侵攻や、▼東シナ海・南シナ海問題のほか、▼北朝鮮の核・ミサイル開発の問題などをめぐり意見を交わしました。
その後、発表された共同声明では、海洋進出を強める中国を念頭に「南シナ海・東シナ海を含む海洋でのルールに基づく秩序に対する挑戦に対抗するため、国際法の遵守の重要性を再確認する」としたほか、インド太平洋地域における「現状変更や緊張を高めようとするいかなる一方的な行動にも強く反対する」と明記しました。
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