楽天モバイルは年内の目標としていた1000万回線の契約数を達成したと発表しました。

楽天モバイル 三木谷浩史 会長
「本当にここまで短かったような長かったような道のりでした。快適なワイヤレス環境、モバイル環境を提供していきたい、これからも頑張っていきます」

通信業界では今年、楽天以外の大手3社が通信料金や事務手数料などの値上げに踏み切るなか、楽天は低価格を維持してきたことが契約数1000万回線突破につながったとみられます。

ただ、楽天モバイルは2020年の事業開始以来、設備投資費が負担となり、依然として営業赤字が続いています。

楽天の三木谷会長はモバイル事業の意義について、「楽天グループの他のサービスが伸び続けている大きな理由として、このモバイルがある」と話し、グループ全体のシナジー効果を強調しました。