(ブルームバーグ):トランプ米大統領は2日、イランへの新たな攻撃は短期間で終わる公算が大きいとの認識を示し、米国がホルムズ海峡を掌握していると改めて主張した。
イランへの攻撃がどのくらい続く可能性があるかと記者団から問われ、「それほど長くはならないと思う」と答えた。
発言を受け、北海ブレント原油は小幅に下げ、1バレル=95ドル強となった。今回の戦闘再開により、イラン戦争が長期化するとの懸念が再燃する中、エネルギー価格は足元で値上がりしている。
米軍は昨晩、3日間で2回目となる攻撃を実施。イラン南部沿岸のレーダーシステムや機雷敷設能力を標的とした。イランはこれに対し、中東各地の米軍基地を無人機やミサイルで相次ぎ攻撃した。こうした応酬は、6カ月に及ぶ戦争で繰り返されてきた。
トランプ氏は「イランがホルムズ海峡沿いに構築しようとしていた新たな装備をすべて破壊した。防御用も攻撃用もあった」と説明。「昨夜は非常に大規模な攻撃だった。われわれはいつでも望む時に、再び攻撃する用意がある」と述べた。
結婚式を攻撃か
イランはこれに先立ち、米国が南部沿岸のシリクで行われていた結婚式を攻撃したと非難した。イラン赤新月社によると、少なくとも4人が死亡し、約67人が負傷した。同団体は当初、死者を5人としていたが、その後4人に修正。死者数はさらに増える可能性があるとしている。
中東の米軍を統括する米中央軍のティム・ホーキンス報道官は「米軍が民間人を標的にすることは決してない」と述べた。
イラン当局者は今回の出来事を、戦争初期に誤爆とみられる南部ミナブの小学校への攻撃になぞらえている。この攻撃では子ども約120人が死亡しており、米軍が調査中だ。
イラン外務省のバガイ報道官は、「この残虐行為は、ミナブで先に起きた一連の惨劇と切り離して考えることはできない」とX(旧ツイッター)に投稿。「イランはこうした野蛮な犯罪に断固として対応する」と述べた。
原題:Trump Says Iran Strikes to Be Short, Asserts Hormuz Control(抜粋)
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