(ブルームバーグ):米アップルが米国防総省のブラックリストに掲載されている中国の半導体メーカー2社からメモリー半導体の調達を目指していることについて、米上院の超党派議員グループは同社に対し、調達に向けたいかなる取り組みも断念するよう求めた。
アップルは長鑫科技集団(CXMT Corp.)傘下の長鑫存儲技術(CXMT)と、長江存儲科技(YMTC)からの半導体調達を検討している。だが、重要部品の供給で米国の敵対国への依存を深めるリスクがあると議員グループは警告した。
議員グループはアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)宛ての書簡で、中国市場向け製品に限定される場合であっても、CXMTとYMTC製のメモリー半導体を自社製品に採用すべきではないと訴えた。
書簡を主導したのは共和党のバンクス議員と、民主党上院トップのシューマー院内総務。議員グループはCXMTとYMTCのいずれも、中国軍を支援していると米国防総省が判断する中国企業の最新リストに掲載されていると強調した。
議員らは書簡で「この近視眼的な動きは誤りだ」と指摘。「世界で最も企業価値の高い、消費者向け電子機器メーカーが重要な供給について、米政府が正式に中国軍関連企業に指定した企業に依存することになる」と論じた。書簡にはこのほか、民主党のキム、シャヒーン両議員、共和党のクレイポ、リケッツ両議員も署名した。
原題:Senators Warn Apple Not to Buy Memory Chips From Chinese Firms(抜粋)
--取材協力:Mark Gurman.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.