円相場が一時1ドル127台半ばをつけ、急速に円高が進んでいます。日銀が金融政策を再び修正するのではないかとの思惑が広がっているためです。

13日の外国為替市場では円を買ってドルを売る動きが広がり、一時1ドル127円半ばをつけました。去年5月以来、およそ8か月ぶりの円高水準です。

日銀が来週開く金融政策決定会合で追加の政策修正に踏み切るのではないかとの思惑から日本の長期金利が上昇し、アメリカとの金利の差が縮小するとの見方が強まったため、ドル売り・円買いが進みました。

円相場は去年10月に一時1ドル=151円台まで円安が進んでいましたが、そこからおよそ3か月間で24円近く円高ドル安になっています。