オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングのクリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は、イーロン・マスク氏の大規模半導体製造構想「テラファブ」のような大型プロジェクトへの対応で、同社の供給能力が試されるとの見方を示した。

フーケCEOは17日、テラファブからの新規事業について問われ、「供給面で制約を受けない限り、新規プロジェクトは事業機会となる」と発言。「従って、確実に対応する必要がある。ただ、テラファブは大型ファブプロジェクトの一つだと考えている」と述べた。ブルームバーグテレビジョンのインタビューでの発言。

ASMLホールディングのクリストフ・フーケCEOは、AIインフラへの需要はなお「極めて大きい」とし、宇宙空間にデータセンターを設置する可能性について語った。ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、イーロン・マスク氏の「テラファブ」のような新規プロジェクトに対応する際、供給能力の制約を受けないようにする必要があると述べた

ASMLは、AI訓練向けの最先端半導体製造に必要な、最も高度なリソグラフィー(露光)装置を手掛ける唯一のメーカー。同社は今月、マスク氏の野心的なテラファブ構想に協力すると発表した。マスク氏はこの構想で、自身が率いる全企業の需要を満たすだけの半導体生産を目指している。

スペースXとテスラの合弁事業は最近、ロボット工学、AI、宇宙データセンター向けの最先端半導体を生産するため、米国に550億ドル(約8兆8300億円)規模の半導体工場を建設する計画を発表した。

フーケCEOは、ASMLは同プロジェクトがどのように、どの程度のペースで進展するかを見極めていると述べた。

同氏はパリで開催中のテックイベント「 Vivatech」の会場で語った。

原題:ASML CEO Sees Musk’s Terafab as Test for Supply Lines (1)(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.