ロボットが単独でエレベーターに乗り込み、お弁当やお菓子を配達する。そうした配送ロボットの実用化に向けて都内のオフィスで実証実験が行われました。
KDDIとJR東日本が行ったのは、ビルに設置している防犯カメラなどの情報とロボットを連携させ、ロボット単独ではできなかった客の需要に柔軟に対応する実証実験です。
ロボットは防犯カメラで予め人混みを検知。自動で混雑を避けたルートを選んで移動します。さらに…
記者
「人が乗るエレベーターからロボットが降りてきました」
ロボット自らが空いてるエレベーターに乗り込み、フロアの移動も自由自在です。このほか、人が密集しているところにロボットが移動して、お菓子の販売なども行います。
JR東日本マーケティング本部 松尾俊彦マネージャー
「人手不足というのは、今かなり喫緊の課題になっています。都市データと連携することにより、無駄なくできるということで、人手不足の課題(解決)にも繋がっていくんじゃないか」
今年4月からは改正道路交通法の施行に伴い、人が遠隔監視する自動運転ロボットが公道を走れるようになり、“人手不足解消の一手”としてロボットの活用が期待されています。

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