(ブルームバーグ):ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、新興企業や未公開企業に直接貸し付けるプライベートクレジット市場について、個人投資家は不安視しており、懸念を誘う状況が続くだろうが、ゴールドマンにとって問題はほとんどなく、引き続き魅力的だと語った。
ソロモンCEOは13日の決算発表のオンライン会見で、「過去数カ月のプライベートクレジット業界への関心の高まりを承知している。個人投資家向けを巡っては、騒ぎが今後も続くと思う。中長期的に見れば、われわれにとって極めて魅力的なプラットフォームであり続ける」と発言した。
上位米銀はプライベートクレジット会社やプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社、ヘッジファンド、住宅金融会社を含むノンバンクへの貸し付けを急速に拡大させてきた。
米連邦準備制度理事会(FRB)のデータによると、上位米銀25行がバランスシートに計上するノンバンク向け貸付残高は、3月25日時点で合計1兆2500億ドル(約199兆円)に達した。
非上場ビジネス開発会社(BDC)として運営される157億ドル規模のゴールドマン・サックス・プライベートクレジットは、1-3月(第1四半期)に株式総数の4.999%相当の払い戻し請求を受けた。大規模な解約請求にもかかわらず、四半期ごとの払い戻し制限(通常5%)を維持せざるを得なかった同業他社のような窮状を辛うじて免れた。
原題:Goldman CEO Sees Noise Persisting on Retail Private-Credit Funds(抜粋)
--取材協力:Hannah Levitt.
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