デンソーは14日、トヨタ自動車会長を務める豊田章男氏が取締役を退任すると発表した。トヨタグループの変革など重要な任務に集中してもらう狙いがあるという。

デンソーによると、豊田氏は今年の定時株主総会で退任を予定している。豊田氏は2019年にデンソー取締役に就任。今年3月9日に公表された人事案では続投とされていたが、変更した。

デンソーの広報担当者によると、豊田氏は日本自動車会議所の会長も務めているほか、トヨタグループ変革の主導や日本の将来に向けた人材育成など重要な役割を担っているとし、デンソーと豊田氏で話し合った結果、「日本全体のために必要な課題への取り組みに注力してもらうため」退任の方向になったとしている。

トヨタグループは今年に入ってグループの源流企業である豊田自動織機に対して株式公開買い付け(TOB)を成立させるなど、グループ内の改革を進めている。デンソー広報は、今回の退任はTOBとは関係がないとしている。

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

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