(ブルームバーグ):米銀ゴールドマン・サックス・グループはアンソロピックの最新人工知能(AI)モデルを巡り規制当局が米大手銀行に警告したことを受け、同行のサイバーおよびインフラの耐性を「補強」している。ゴールドマンのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)が13日明らかにした。
ベッセント米財務長官とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先週、ウォール街の主要金融機関トップを緊急会合に招集した。アンソロピックの最新AIモデル「Mythos(ミトス)」に関連するサイバーリスク懸念が背景だ。
ソロモン氏はアナリスト向け決算説明会で、「サイバーセキュリティーは長年にわたり事業の中核だ」と述べた上で、「これはこれまで投資してきた継続的な能力の一部であり、現在はその投資を加速している。ミトスとその能力は認識している。すでにこのモデルを持っており、アンソロピックや全てのセキュリティーベンダーと緊密に連携している」と説明した。
ブルームバーグ・ニュースが先に報じたところによると、ゴールドマンなどウォール街の銀行はミトスの行内テストを始めている。当局は金融機関に対する具体的な脅威は指摘せず、むしろ各行が行内システムに同モデルを活用し、防御力の強化に役立てるよう促した。
原題:Goldman Is Using Mythos, Working With Anthropic on Cyber Risks(抜粋)
--取材協力:Max Abelson.
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