(ブルームバーグ):米国債相場は3日に下落(利回りは上昇)している。堅調な米雇用統計の発表を受けて連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利下げに踏み切るとの見方が後退した。
金融政策の影響を受けやすい2年債など年限が短い国債の利回りが、特に上昇している。この日は聖金曜日(グッドフライデー)の祝日に伴い、米国債は短縮取引となる。
短期金融市場では雇用統計の発表前、年内の米利下げが約4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)だけ織り込まれていたが、発表後には完全に消失。来年の利下げ予想も後退した。
TJMインスティテューショナル・サービシズの金利ストラテジスト、デービッド・ロビン氏はFRBについて「6月まで、恐らくそれ以降も政策金利を据え置く可能性が高まっている」と述べた。
外国為替市場では雇用統計の発表後、ドルが他の主要通貨に対して上昇した。しかし、米国債利回りがこの日の最高水準から低下するにつれ、ドルも伸び悩んだ。
円は対ドルで発表直後に下落に転じ、一時159円台後半を付けたが、その後は再び上昇し、159円40銭台となる場面があった。ニューヨーク時間午前11時5分現在は小幅高で推移している。
原題:US Bonds Fall as Strong Jobs Data Undermines Fed Cut Outlook (1)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.