(ブルームバーグ):中国の王毅共産党政治局員兼外相は8日の会見で日本に言及し、日中関係の先行きは日本の選択次第で決まると述べ、日本は台湾問題を含め、道を誤ったことを後悔すべきだと発言した。
全国人民代表大会(全人代、国会に相当)開催中に行われた年次記者会見で、王外相は「台湾の中国への復帰は第2次大戦の勝利の成果」であり、台湾に関し中国に挑む勢力は「滅びる」と語った。
台湾有事に関する高市早苗首相の国会答弁を受け、中国は対抗措置として、軍民両用(デュアルユース)品目の対日輸出を禁止するなど、日本に対する外交的・経済的圧力を強めている。
王氏は米軍によるイラン攻撃について、「力こそ正義ではない」と批判し、戦争行為の即時停止を要求。その一方で、緊迫する中東情勢も安定に向かいつつある米中関係を損なわないとの認識を示唆した。
「これは起こってはならない戦争だった。誰の利益にもならない。『カラー革命』を企てたり、体制転換を目指したりしても国民の支持は得られないだろう」と王氏は主張した。
原題:China Eyes ‘Landmark’ Year for US Ties, Urges End to Iran War(抜粋)
--取材協力:Lucille Liu.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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