(ブルームバーグ):米メタ・プラットフォームズは、従業員の10%に相当する約8000人を削減する計画だ。効率化を高めるとともに、人工知能(AI)への多額支出の埋め合わせを図る。
メタは23日に従業員に送付した文書でこの方針を明らかにした。レイオフは5月20日に実施するとしている。採用予定だった6000人分の空きポジションについても、採用を見送る。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、大規模言語モデル(LLM)やチャットボットなど最先端のAI製品の開発に必要な人材やインフラへの投資を積極的に進めている。メタは今年、過去最高の設備投資額を見込んでおり、ここ数カ月にAI関連のパートナーとの数十億ドル規模の契約を複数発表している。社内ではコード作成などの業務を支援するため、AIエージェントの活用が奨励されている。
今回の文書は人事責任者のジェネル・ゲイル氏が作成したもので、AI投資についても暗に示唆している。同氏は「これは経営の効率性を高めるための継続的な取り組みの一環であり、他の投資分を相殺するためでもある」と記した。
メタの従業員は今年に入ってから人員削減への不安を抱えており、実際既に「リアリティ・ラボ」などで削減が実施されている。ゲイル氏は、計画の詳細が既に漏れていたため早期に発表したと説明した。ロイター通信は先に、メタの人員削減計画を報じていた。
原題:Meta Tells Staff It Will Cut 10% of Jobs in Push for Efficiency(抜粋)
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