米国のトランプ大統領は、2025年11月に公表した「国家安全保障戦略」でモンロー主義に言及し、西半球における米国の権益を重要視する方針を打ち出した。

今年1月のベネズエラ大統領の拘束は、この流れに沿ったものと理解できる。

19〜20世紀前半の米国外交を位置づけたモンロー主義は、米国の西半球での権益を確立すると同時に、米国を経済的、軍事的大国に押し上げた。

経済・軍事両面で米国に近づく中国への脅威が、米国のモンロー主義への回帰を促している。