きょう、都内の老舗寿司店では、今年初めての恵方巻を作っていました。元々は「七福神」にかけて7種類の具材を入れ込むのが基本とされる縁起物ですが…店主は苦しんでいました。
栄すし総本店 和栗良文 店主
「もう限界、7品目も入ってますからね。儲けは抜きです」
それもそのはず。「恵方巻」に使われる食材は軒並み値上がりが続いているのです。
なんといっても不可欠な「コメ」。こちらは前の年より30%以上の上昇。さらに「海苔」も10%以上、値段がアップしています。そこに色々なものを入れ込むだけに、「恵方巻」は値上がりの一途。
きょう発表された今年の平均価格は1173円と、2年連続で100円以上、上がっているのです。
「高い、高いなって。4~5年ぐらい食べていないです」
「手が出ない」という人の一方、こんな手段で予算を抑えるという人も。
「手作りすれば、食材は高いですけど、まあまあやれるのではないかなと」
「1000円以内でしたら買ってみようかなと思います」
コンビニなどでは、▼外国産のコメをブレンドして価格を抑えたものや、▼もはやコメも海苔もなし、トルティーヤで肉を包んだ「タコス恵方巻」まで登場。
どんな具材を入れるか悩んでいた寿司店では、中身のバランスと利益の圧縮でなんとか値上げを避けることにしました。
栄すし総本店 和栗良文 店主
「本当はイクラだとかを入れたいけど、イクラは高すぎてダメですね。それなりに工夫をするしかないと思うんですけども。(恵方巻は)儲けなしでも、儲けを考えず作っていきたい」
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