金の価格が再び上昇しています。先物価格が最高値を更新し、店頭の小売価格は初めて2万4000円を超えました。
大阪取引所で取引されている金の先物価格は、取引の中心となる「26年10月もの」が一時、1グラムあたり2万2690円をつけ、最高値を更新しました。
また、田中貴金属が発表する小売価格も、きょう午後に2万4552円となり、初めて2万4000円台に乗せ、最高値となっています。
外国為替市場で1ドル=157円台半ばと円安が進行していることで、円建ての金価格が上昇している形です。
また、地政学的リスクの高まりなどから「比較的安全な資産」とされる金の資産を移動させる動きが引き続き強いことも相場を押し上げています。
来年度予算案過去最大の122兆円前後で調整 金利上昇で国債費膨張 社会保障費・防衛費・教育予算も増加