自民党の税制調査会はきょう、高市政権が発足してから初めて非公式の幹部会合・通称“インナー”を開催し、ガソリンの暫定税率廃止をめぐる与野党協議などについて意見を交わしました。

自民党の税制調査会はきょう午後、非公式幹部会合・通称“インナー”を開催しました。

会合では小野寺税調会長から各党と協議をおこなっているガソリンの暫定税率廃止に向けた内容などについて報告があったということです。

会合がおこなわれるのは高市政権になってから初めてで、これまでは、宮沢前税調会長ら税制に詳しい議員らがメンバーでしたが、高市総理の“国民目線で開かれた税調”にするという指示のもと、大幅な入れ替えがおこなわれました。

小野寺税調会長
「高市総裁になって、やはり税調というのはむしろ国民に近い感覚でしっかり考えていただきたいということでありますので、きょう、幹部のメンバーもかなり新しい方に入っていただき、そういうことをやりながら税調が変わっているなというふうに思っていただくことも大切」

小野寺氏はインナーの人選についてこのように述べた上で、「暮らしに直結する分野の専門家に入っていただいた」と強調しました。