気象庁が1日、今年の夏の平均気温が統計史上最も高かったと明らかにしました。この記録的な暑さはいつ収まるのでしょうか。
夏休み明けも児童「倒れそうなくらい暑い」熱中症対策で外遊び禁止も
校内に子どもたちの姿が久しぶりに帰ってきました。1日、始業式を迎えた東京都内の小学校。

児童
「(Q.これなに?)ミニテーブル。一応座れたり、本読んだりとか座ったりできる。(Q.作ったの?)はい」

「これは深海生物のことを調べてまとめた…自由研究」

先生
「夏休み、楽しかったですか?」
児童
「はーい!」
夏休みを終え、元気いっぱいに登校した児童たちでしたが、待っていたのは「暑さ」です。授業を終えた児童の中には…

児童
「今日は暑いから水分補給しないとだめだ」
「(1日は)倒れそうなくらい暑い」
「(付けているの何か教えて?)ネックリング。冷たい」
1日は東京都心で最高気温36.4℃を観測。年間の猛暑日の数が26日となり、最多記録を更新しました。
猛烈な暑さが続く中、小学校では、暑さ対策で運動場に水をまきましたが…
気温計
「ピピピピピピ」

葛飾区立北野小学校 景山与賜也校長
「数値見たら31を超えているので、これが鳴ったら運動は中止ということで、残念ながら休み時間に外遊びはできない」
熱中症のなりやすさを示す「暑さ指数」が「31」を超えたら、児童の外遊びを中止しているのです。
校内放送
「熱中症予防のため、きょうの休み時間の外遊びは中止とします。教室の中で落ち着いて過ごすようにしましょう」

葛飾区立北野小学校 景山校長
「きょうお外で遊べないからね、代わりに校長先生のスペシャル・ミストシャワー」
児童
「キャー!」
喜ぶ児童たちですが…
児童
「(外で遊べなくて)むかつきました(Q.本当は外で遊びたい)はい」
葛飾区立北野小学校 景山校長
「子供たちの命を預かっているので、熱中症にかからないための判断・基準をしっかり持って、のぞまなきゃいけない」