米大リーグ(MLB)の2025年ワールドシリーズ最終第7戦でロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズを破り、球団初となる2年連続の優勝を果たした。9回に追いついて延長戦にもつれ込む劇的な逆転劇となったこの試合は、米国とカナダの両国で記録的な視聴者数を集めた。

FOXが放送した第7戦の平均視聴者数はニールセンとアドビ・アナリティクスの集計で2600万人となった。これはFox Deportesでの視聴やストリーミングも含めた数字で、17年ワールドシリーズでヒューストン・アストロズがドジャースを下した第7戦の2830万人以来の高水準となった。

一方、カナダでは試合を一部または全編視聴した人は約1850万人と、同国の人口のほぼ45%に上った。これはケーブル局スポーツネットとブルージェイズのオーナーであるロジャーズ・コミュニケーションズによるデータで、中継権を持つ同社にとって、試合には敗れたものの勝利と言える視聴者数となった。

今年のワールドシリーズ第7戦では、ブルージェイズが9回表で4-3とリードし、32年ぶりの世界一まであと2アウトに迫っていたが、ドジャースの二塁手ミゲル・ロハスが同点本塁打を放った。ブルージェイズはその裏に満塁の好機を迎え、この時点でカナダ国内では約1400万人が視聴していたが、得点には至らなかった。

延長11回表にドジャースの捕手ウィル・スミスがソロ本塁打を放ち、ドジャースが最終的に5-4で勝利。2年連続でワールドシリーズ制覇を果たした。

今年のワールドシリーズでは、ドジャースの主力選手である大谷翔平と山本由伸、佐々木朗希の母国・日本など海外でも高い視聴率を記録した。

原題:Dodgers-Jays Game 7 Series Drama Pulls in 26 Million Viewers、About 45% of Canada Watched Toronto’s Dramatic World Series Loss(抜粋)

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