SMBC日興証券の相場操縦事件で、金融商品取引法違反(相場操縦)の罪で東京地裁から有罪判決を受けた元副社長の佐藤俊弘被告が東京高裁に控訴した。

佐藤被告の弁護人がブルームバーグの取材に応じ、1日付で控訴したと明らかにした。東京地裁は7月22日の判決公判で、同被告に懲役2年6月、執行猶予5年(求刑は懲役2年6月)の有罪判決を下した。

判決では全5被告に有罪判決が下っている。これまでに元エクイティ・プロダクト・ソリューション部長の岡崎真一郎被告、元専務執行役員のトレボー・ヒル被告、元執行役員のアレクサンドル・アヴァキャンツ被告の3氏が控訴したことが分かっていた。

共同通信は8月1日、元エクイティ部長の山田誠被告を含む全被告が控訴したと報じた。

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