米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、次回の金融政策会合で利下げを支持するかどうかの判断は、今後発表される労働市場のデータ次第だとの見解を示した。

ウォラー氏は、2月の労働統計が1月と同様に、労働市場への下振れリスクが後退したことを示せば、3月17-18日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)会合で金利据え置きの判断が適切となる可能性があると述べた。

ウォラー理事

同氏は23日、ワシントンでの全米企業エコノミスト協会(NABE)のイベント向けに準備した原稿で、「しかしながら、1月の良好な労働市場のニュースが修正されて消えるか、2月に失われるようであれば、前回のFOMC会合での私の立場、すなわち政策金利を0.25ポイント引き下げることが適切であり、その引き下げを3月の会合で実施すべきだという見解を支持することになる」と述べた。

ウォラー氏はFOMCが1月に決定した金利据え置きに反対票を投じ、労働市場での軟化の兆しを理由に0.25ポイント利下げを主張していた。その後公表された1月の雇用統計は予想を大きく上回り、堅調な雇用増と失業率の低下を示した。

「基調的なインフレが2%目標に近づいていることを引き続き示していると仮定すれば、適切な金融政策を設定する鍵は、私の労働市場の見方になる」とウォラー氏は述べ、「現時点では、この2つの可能性はほぼ五分五分だとみている」とした。

米労働統計局(BLS)は3月6日に2月の雇用統計を公表する予定。

原題:Fed’s Waller Says March Rate Call Depends on Labor Market (1)

(抜粋)

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