ニューヨーク・マウントサイナイ医科大学の山田悠史医師が、認知症予防の最新エビデンスを解説します。認知症の45%は生活習慣で予防でき、中年期の飲酒量(缶ビール2缶以上でリスク増)、難聴対策、運動不足の改善など、今すぐ実践できる具体的な予防法を紹介。将来の脳の健康を守るための行動指針を得られます。
さらに、血液検査だけでアルツハイマー病を診断できる革命的技術がアメリカで承認。従来の大がかりな検査が不要になり、早期発見・正確な診断が可能になったというニュースを解説します。
◆出演者◆
▼山田 悠史
マウントサイナイ医科大学(米ニューヨーク)老年医学・緩和医療科医師。
米国老年医学・内科専門医、医学博士。慶應義塾大学医学部を卒業後、日本全国各地の病院の総合診療科で勤務した後、2015年に渡米。現在は高齢者医療を専門に診療や研究に従事している。国内で医療・健康情報を発信するほか、AIと医療をつなぐ合同会社ishifyの共同代表を務める。
米国では、NPO法人FLATの代表理事として在米日本人の健康を支援する活動にも力を入れている。YouTube「医者のいらないTV」で情報発信に努める。
▼市川衛
医療の翻訳家
東京大学医学部健康科学看護学科卒、元NHKディレクター。2016年スタンフォード大学客員研究員を経て、2021年にNHKを退職。
“医療の翻訳家” として、医療・健康・いのちに関わる難しい情報を、わかりやすく、役に立つ形で翻訳して多くの人に届けることを人生の目標として、執筆やメディア活動、大学の教員などの活動をしている。
現在、武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授、広島大学医学部客員准教授、READYFOR株式会社認定パートナーも務める。
◆収録日◆
2025年6月11日