年134万円の損失!?「たかが便秘」と侮ってはいけません。
今日のテーマはビジネスパーソンこそ知っておきたい、「便」、すなわち、「うんこ」を観る力です。

今回は「日本うんこ学会」会長であり、医師の石井洋介さんをゲストにお迎えし、便が教えてくれる体の不調サインから、明日から実践できる最強の排便ポーズまで解説します。

「バナナうんち」を目指す必要はありません。大切なのは自分の「平熱」ならぬ「平便(へいべん)」を知ることです。7つの便のタイプのうち、自分の平便がどこに当てはまるのか、危険なサインは「便が細くなる・下痢、便秘の繰り返し・血便・残便感」です。

毎日1回うんこを観ましょう。大便こそ「大きな便り」なのです。

<出演者>
▽石井洋介
おうちの診療所中野院長、株式会社omniheal代表取締役、日本うんこ学会会長
自身が病気のため19歳で大腸を失い、21歳より一年発起し高知大学医学部に入学。高知県の近森病院で初期研修後、横浜市立市民病院外科へ。IBD科医師として3年間勤務した後、厚生労働省医系技官を経て、現在はおうちの診療所中野院長、株式会社omniheal代表取締役、日本うんこ学会会長、高知大学デジタルヘルス学講座特任准教授、デジタルハリウッド大学大学院特任助教、東京慈恵会医科大学臨床講師(家庭医実習)などを務める。
消化器外科医として手術をこなす中で「日本うんこ学会」を結成、大腸癌などの知識普及を目的としたスマホゲーム「うんコレ」の開発・監修。
令和6年度老人保健健康増進等事業「ICT・AIを用いた要介護認定審査のあり方に関する調査研究」検討委員会委員。日本在宅医療連合学会評議員(社員)。日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会評議員。中野区介護認定審査会委員。
著書に、「19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと」(2018年、PHP研究所)、「便を見る力」(2024年、イースト・プレス)などがある。

▽市川衛
医療の翻訳家
東京大学医学部健康科学看護学科卒、元NHKディレクター。2016年スタンフォード大学客員研究員を経て、2021年にNHKを退職。
“医療の翻訳家” として、医療・健康・いのちに関わる難しい情報を、わかりやすく、役に立つ形で翻訳して多くの人に届けることを人生の目標として、執筆やメディア活動、大学の教員などの活動をしている。
現在、武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授、広島大学医学部客員准教授、READYFOR株式会社認定パートナーも務める。

<収録日>
2025年11月28日