南米チリで14日に行われたチリ大統領選挙の決選投票は、親米で右派の野党候補が左派の与党候補を破りました。
勝利した元下院議員のカスト氏は、不法移民の強制送還を公約として掲げるとともに、アメリカのトランプ大統領との連携強化を主張していて、外交面では対米関係を重視する政策をとると見られます。
AP通信は、35年のチリの民主化の歴史のなかで最も右寄りの政権誕生になると指摘しています。
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