格付け会社ムーディーズ・レーティングスは先週の米国格下げと、それに伴う政府の支援能力低下を理由に、バンク・オブ・アメリカ(BofA)とJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴの預金格付けを引き下げた。

3行の長期預金格付けは1段階引き下げられて「Aa2」とされた。ムーディーズの格付けで最上位から3番目に相当する。さらにBofAおよびバンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロンの一部格付け対象の子会社および支店に対する優先無担保債の格付けも「Aa1」から「Aa2」に引き下げた。

またBofAとBNYメロン、JPモルガン、ステート・ストリート、ウェルズ・ファーゴの一部事業体に対する長期カウンターパーティーリスク格付けも、「Aa1」から「Aa2」に引き下げた。

原題:Moody’s Cuts Ratings on Major Banks After Downgrading US(抜粋)

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