(ブルームバーグ):マレーシア経済の1-3月(第1四半期)は予想を下回る成長ペースにとどまった。製造業と建設業が伸び悩んだ。トランプ米政権はマレーシアに対し24%の輸入関税を賦課するとしている。
マレーシア統計局が18日発表した速報値によれば、1-3月の国内総生産(GDP)は前年同期比4.4%増。ブルームバーグ調査の予想中央値(4.8%増)を下回り、3四半期連続で成長が鈍化した。鉱業・採石セクターは生産減少が響き4.9%縮小した。
世界貿易を巡る不確実性を背景に、マレーシア当局は2025年の経済成長率予測(4.5-5.5%)を検証している。トランプ大統領はマレーシアの関税率を暫定的に90日間、10%とする一方、中国に対する関税は強化した。
バンク・ムアマラット・マレーシアのチーフエコノミスト、モハド・アフザニザム・アブドゥル・ラシッド氏は「米国の上乗せ関税を受け、経済成長に対する下振れリスクが高まっている」と指摘。「関税を巡る不透明感は、企業および消費者のマインドを弱める可能性があり、それが実際の支出に影響を及ぼし得る」と予想している。
原題:Malaysia Growth Misses Forecasts Even Before US Tariff Hit (1)(抜粋)
--取材協力:Joy Lee.
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