(ブルームバーグ):シンガポール通貨庁(MAS、中央銀行)は24日、為替管理政策(金融政策)見直しに伴い、シンガポール・ドルの為替レート政策バンドの傾斜を若干緩やかにする一方、政策バンドの許容変動幅および変動幅の中心値はいずれも据え置くと発表した。
シンガポールの金融緩和は2020年以来となる。
MASは声明で、今年のコアインフレ率を1-2%と予測。「コアインフレは予想より速いペースで和らいでおり、今年は2%を下回る状態が続く見通しだ。基調的物価圧力の低位安定回帰を反映する動きだ」と説明した。
原題:Singapore’s Central Bank Eases for First Time Since 2020 (1)、Singapore MAS Sees 2025 Core Inflation at 1.0%-2.0% (1)(抜粋)
(コアインフレ率の見通しを追加して更新します)
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