日本経済新聞社は4日、日経平均株価の構成銘柄として良品計画、野村総合研究所(NRI)を採用すると発表した。日本製紙、DICは除外する。10月1日の算出から適用する。

セクター間の銘柄過不足調整で良品計画とNRIを採用。日本製紙は市場流動性の観点で、DICはセクター間の銘柄過不足調整で除外される。市場関係者の間では、良品計画やNRIなどが指数に追加され、日本製紙やDICは除外されるとみられていた。

日経平均に採用・除外される銘柄は、株価指数に連動するファンドなどによる資産の再配分(リバランス)に伴って株価が動く傾向がある。流動性などの条件を基に入れ替え銘柄を事前に予想し、候補に挙がった銘柄は入れ替えの発表前から取引の対象になりやすい。

ファーストリテイリングは構成ウエートが約1割低下する。同株は7月末時点でのウエートが10%を超えたため、キャップ調整比率0.9を設定すると日経新聞は7月31日に発表していた。

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