韓国・ソウル中心部で日本人観光客の親子2人が乗用車にはねられ死傷した事故で、韓国の検察は、韓国籍の30代の男を飲酒運転や危険運転致死傷の罪で起訴しました。

この事故は今月2日夜、ソウル・東大門の交差点で、観光で来ていた日本人親子2人が横断歩道を渡っていたところ、乗用車にはねられ、58歳の母親が死亡、30代の娘が大けがをしたものです。

運転していた韓国籍の30代の男は、事故の直前に飲食店で焼酎ボトル3本を飲み泥酔していて、現行犯逮捕されていました。

捜査関係者によりますと、取り調べに対し、男は容疑を認めたうえで「遺体の運搬や葬儀費用を出したい」などと話しているということです。

この男について、韓国の検察が飲酒運転と危険運転致死傷の罪で19日に起訴したことがわかりました。

今後、刑事裁判が開かれることになります。