2023年度最後の取引となった、きょうの東京株式市場。日経平均株価は、きのうより201円高い4万369円で取引を終えました。
22年度末の2万8041円に比べて1万2300円あまり上昇し、1年間の上げ幅としては過去最大となりました。
今年度は、新型コロナの5類移行で消費活動が本格的に回復したことや、歴史的な賃上げでデフレからの脱却が意識され、海外からの投資マネーが多く流入。円安も追い風となって先月、バブル期以来、34年ぶりに史上最高値を更新。今月頭には史上初の4万円を突破するなど、記録づくめの一年となりました。

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