能登半島地震経験した子どもも
「自分が引っ張って行きたい」と4年生でリーダーを務める福田柚季さん。1月の能登半島地震では、富山県の親戚の家で震度5強を経験しています。

4年生リーダー 福田柚季さん
「急に襲われたものだから恐怖と怖さと不安しかなくて、恐ろしかったです。いつでも気を引き締めて、今この瞬間に地震が起こると思ってほしいです」
子どもたちを見守るのは、防災士らで作る会の宮本博史会長です。防府市を中心に、10年前から防災の普及活動を行っています。

防府市防災士等連絡協議会 宮本博史会長
「次の世代に申し送るというか指導していくことが大事で、リーダーという役割があれば教えるために事前の勉強、教えてくださいということにつながりますので、そこを期待しています」
小学生13人が防災知識を学ぶ
8月10日、防災キャンプが始まりました。

受付係の子ども
「体温は正常です」
受付も、子どもたちが行います。
守重さん
「かなり緊張して、ちゃんとこれまでやってきたことが全部やりとげられるか正直心配ですけど、自分ができるだけ精いっぱい頑張りたいと思います」
場所は避難所に指定されている松崎公民館です。キャンプには松崎小学校の13人が参加しました。まずはワークショップ。3つの班に分かれて、新聞スリッパやペットボトルランタン作り、ハザードマップの確認を行いました。

子どもリーダー
「ここの縦線に沿って三角に折りたたみます」
新聞紙1枚で作ることができる新聞スリッパは、災害時に履くものがないときに、足元を守ります。新聞紙を重ねることで、厚みを増すこともできます。
参加者
「普通のより落ちる心配もないから楽ちんです、これ。けっこう簡単だったのでこれからも家で新聞とってもらって作っていきたいです」
ペットボトルで作るランタンは、水を入れることで光を拡散させて、広い範囲を照らします。色を塗って、オリジナルのランタンを作りました。














