山口県の山口・宇部・萩・防府・美祢・山陽小野田市に島根県の津和野町、7市町の魅力を広く知ってもらおうという「山口ゆめ回廊」。県都山口市で、ここでしかできない体験や、鮮度100%の味を巡りました。
旅をするのは「京太郎」「雷太郎」の「”京雷”コンビ」。2人は謎の冊子を手に蔵元・金光酒造を訪ねます。

雷太郎さん
「こんにちは!こちらについて、いろいろ聞きたいなと思ったんですけど。これは一体なんですか?」
金光酒造 金光明雄 社長
「これは、お酒の酒蔵巡りご酒印帳というものでありまして」
手にしていたのは御”朱”印帳ならぬ、御”酒”印帳。

「やまぐち酒蔵めぐり ご酒印コレクション」は、県内25の酒蔵を巡り「ご酒印」を集めると、抽選で特産品がもらえるという取り組みです。山口市からは、金光酒造など、3つの酒蔵がエントリーしています。
金光酒造の代表銘柄は、ご酒印にもなっている「山頭火」。言わずと知れた漂泊の俳人・種田山頭火が名前の由来。実はその山頭火、かつて酒造業を営んでいたことがあり、その蔵の伝統は、現在では金光酒造に受け継がれています。
ラベルに山頭火の句が書かれたものも…

金光社長
「プラス、うるう年があるから、366種類。誕生日のお祝いに、プレゼント用にということで考えて」
京太郎さん
「はー!天才!…これ、大事な人にプレゼントでもいいね。誕生日とかに」
そんな京太郎さんの誕生日、3月7日の句は「みのむしも しづくする 春がきたぞな」。
そして、雷太郎さんの誕生日、7月15日のラベルには「あすは よい便りあらう 夕焼ける」。
金光社長
「山頭火はいろんなところに行ってるでしょ?いい便りが来るのをまっている訳ですよ。で、あすはいい便りが来るかもしれんな。で、夕焼けがきれいになってる」

お話を聞きながらの試飲は、これまた格別です。
雷太郎さん
「フレッシュなスイカとか、果実のようなふわっと明るい香りが!」
ご酒印は、対象のお酒を買った人だけがもらえます!
ちなみに、酒蔵だけでなく、指定された販売店では、「シールバージョンのご酒印」をゲットすることもできますよ。













