ユネスコの無形文化遺産に日本が申請していた「越前鳥の子紙」など6件が登録される見通しとなりました。

日本では「歌舞伎」や「和食」など23の項目がユネスコの無形文化遺産に登録されています。

今回、政府は新しい項目ではなく、すでに登録されている項目にこれまで入っていなかった行事や伝統技術6件を追加する「拡張提案」を行いました。

専門家らで構成されるユネスコの評価機関が審査し、さきほど、登録を勧告すると発表しました。

登録が勧告されたのは、▼「和紙」に含まれる「越前鳥の子紙」(福井・越前市)▼「山・鉾・屋台行事」に含まれる「常陸大津の御船祭」(茨城・北茨城市)▼「村上祭の屋台行事」(新潟・村上市)▼「放生津八幡宮祭の曳山・築山行事」(富山・射水市)▼「大津祭の曳山行事」(滋賀・大津市)▼「伝統建築工匠の技」に含まれる「手織中継表製作」です。

来月、インドで開かれる政府間委員会で正式に決定する見通しです。