医療的ケアが必要な子どもや発達障害の子どもたちは、写真館に行きたくてもなかなか行くことが難しいのが現実です。そんな家族に寄り添う女性カメラマンがいます。「家族のありのままの姿を残したい」。女性はどんな思いでシャッターを切っているのでしょうか。

8月、富山市内で行われた写真撮影会。

被写体となっているのは医療的ケアが必要な子どもや自閉症など発達障害がある子どもたちとその家族です。

医療的ケアが必要な男の子を育てる母親:
「感染症に弱くてすぐに熱を出したりするから写真館も全然行ってない」「笑っている」

撮影しているのは看護師の諏訪美紀さんです。

看護師カメラマン 諏訪美紀さん:
「なかなか医療的ケアをしてる子、発達障害がある子ども大きな写真館へ行くのが物理的に難しかったり困難なことが多かったりお母さんの負担が大きかったりするので、人に迷惑がかかるかもしれないとかそういう気持ちを少しでも軽減できたらなって気持ちで」