ワクチン接種に助成も…

副反応や発症予防効果などが異なり価格もおよそ5倍の差がある2つのワクチン。そんな中、上市町では2年前から助成を始めました。

上市町福祉課 谷吉竜一さん:「身近な方が帯状ほう疹にかかって体にちくちくした痛みがでて、長期間にわたり大変だったという話をよく聞くようになり、そういった声が身近に聞くようになったということも一つ新しい取り組みとして必要かなと」

接種1回につき5000円を上限に助成しています。これまで340人の町民が利用していて2021年度は56人でしたが、昨年度は211人と4倍近く増えたということです。このほか今年度からは立山町、舟橋村も助成をはじめました。

50歳以上の人に加えて、免疫機能が低下し、帯状疱疹を発症する可能性が高い18歳以上の人はかかりつけ医と相談したうえで接種を検討してほしいと斎藤医師は話します。

斎藤医師:「値段を聞いて高いからちょっと考えるわって方もいるし、市町村によって助成金でているところはあるが、県内では一部の市町村に限られるし、その額もかなり少ないので今後公的助成の制度が拡充されて接種される方が増えると言う。受診されるたびに痛い痛いっていうのも見るとワクチン打っていれば苦しまずにすんだのにってことがよくあるので広がってほしいと思う」