金型部品メーカー「本江鉄工所」が12月5日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。負債総額は約1億8000万円に上る見込みです。
本江鉄工所は1897年(明治30年)に創業し、1956年(昭和31年)5月に法人改組された老舗の金型部品メーカーです。

主にアルミサッシプレス用金型の製造加工を手がけており、最盛期とみられる2020年3月期には売上高約1億1000万円を計上していました。
しかし近年は受注が徐々に減少し、2025年3月期の年売上高は約5000万円まで落ち込んでいました。
こうした状況のなかで資金繰りがひっ迫して決済難に陥り、事業継続の見通しが立たなくなったとされています。










