タイ国籍の当時12歳の少女が東京のマッサージ店で違法に働かされていた事件をめぐり、少女の母親がさきほど、収容先の台湾からタイに向けて出発しました。タイ警察が人身取引の容疑などで逮捕状を取っていて、身柄を拘束する方針です。
今年6月に来日したタイ国籍の当時12歳の少女は、母親に紹介された東京・文京区のマッサージ店で、性的なサービスを強いられたとみられていて、母親は少女を店に置き去りにした後、渡航先の台湾で拘束されました。
母親については、警視庁とタイ警察がそれぞれ、逮捕状を取得していましたが、関係者によりますと、台湾当局は、母国のタイに送還することを決定。
23日午後に母親を乗せた飛行機が台湾からタイに向けて出発しました。
タイ警察は母親がタイに到着した後に身柄を拘束し、人身取引などの疑いで取り調べを行う方針だということです。
注目の記事
国立大学准教授の「二つの顔」違法風俗店の経営に関与 不倫相手の女性を “しもべ” 扱い「奴隷契約」か 富山

新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット「嘘だと思われる」ユーチューバーへの取材で見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは









